荘厳な雰囲気を持つ朝鮮王朝のシンボル「宗廟」は1394年に李成桂によって朝鮮王朝の創立と同時に建てられた場所で、歴代の王や王妃の位牌が祀られています。韓国の人気ドラマの舞台にもなったことがあります。宗廟の中心には、正殿と呼ばれる建物があり、ここには朝鮮王朝を築いた太祖をはじめとする偉大な王たちが祭られています。最初は7室しかなかった正殿ですが、国王の位牌が増えるにつれて19室に拡張され、全長101メートルとなり、現存する祠堂建築の中で最も長い木造建築となりました。毎年5月には、朝鮮王朝の子孫たちが集まって「宗廟祭礼」が行われています。今でも約500年前の形式と作法で儀式が行われており、2001年には世界最古の儀礼文化としてユネスコの無形遺産に登録されました。住所はソウル特別市鍾路区鍾路157です。
アクセスは、地下鉄1,3,5号線の鍾路3街駅から徒歩約5分です。
電話番号は+82-2-765-0195です。
営業時間は、2月から5月と9月から10月が9:00-18:00、6月から8月が9:00-18:30、11月から1月が9:00-17:00です。休館日は火曜日です。
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